杉井 志織(第3期卒業) | JFTD学園 日本フラワーカレッジ

卒業生紹介

杉井 志織(第3期卒業) 園芸研究家


植物の代弁者となろう。そんな意識が芽生えました。

  • 杉井 志織(第3期卒業)
  • 園芸研究家

 私の仕事は、建物や生活の中に植物を取り込んで、居心地の良い風景をつくる仕事です。
 この仕事をやっていく中で必ず気をつける事は、植物にとって居心地の良い空間はどこかという事です。
 植物は、私達に口でうったえる事が出来ません。
 ただし、とても正直で態度に出てきます。
 例えば枯れたり、花が咲かなくなったりなど。
 きちんと彼らのサインを見逃さず彼らの居心地の良い空間の住まいを選ぶ事が大切です。
 コンテナガーデンのデザイン性、庭の植物のデザインなど、とかく「デザイン」と言われますが、デザインの前に相手の事を「よく知る」という事が、植物とうまくつき合う方法だと思います。
 良き理解者、代弁者となれた時に、自分のスタイル、感性に合う表現が出来ると思います。
 学園で私は多くの事を学びました。
 一番良かったと思う事は、植物を「カタチ」で見る事を学んだ事です。
 切り花でも、根付きのものでも、キレイという見方から、植物の美しさ、ラインの美しさや葉の面の美しさ、集まった時の美しさなど、様々な表情があるのを学んだ事です。
 ビルの真ん中に風景を作る時も、小さなコンテナの中に風景をつくる時も気をつけている植物の見方です。
 1つの正解もない仕事ですが、1つの仕事から1の正解も、100の正解も得られる良い仕事だと思っています。
 切り花を扱う仕事ではありませんが、植物の代弁者となり、植物の美しさを生かすという立場では、植物に向きあう仕事として、同じ事だと思います。




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