卒業生紹介 vol.8


 


年齢・職歴を問わず、全国各地、海外から花のスペシャリストを目指す人が入学するJFTD学園日本フラワーカレッジ。花業界で活躍をしている卒業生が学園で過ごした1年間を振り返って、今どう感じているのでしょうか。「卒業生紹介」では、その月ごとに指名された卒業生から縁のある方にバトンを渡し、次々とつなげていきます。

第8回は、第17期卒業生の稲生 祐子さんです。
稲生さんは、JFTD学園へ入学される前はアパレルの会社に勤務されていました。
現在はご実家の「株式会社 神宮ガーデン」に勤務されていますが、お店が東京・原宿ということもあり、店頭販売のみならず舞台や演奏会等の花装飾、テレビスタジオなどメディア関係の注文も多いようです。
多様なニーズに応えることが求められますが、稲生さんはどのようにその力を身につけ、お客様の求めていることを察知することを培われてきたのでしょうか。
それでは稲生さん、よろしくお願いします!!

 

東京の原宿で花屋をしております。稲生 祐子です。
父がこの店を立ち上げてから、まもなく50年。
現在、私は2代目として父と一緒に店頭に立っております。
花が身近な存在としてある環境の中で育っていたため、幼心にもいずれは自分も花屋になるのかな・・・・とぼんやり思っていました。

< イベント装飾をしたフラワーウォールで、父と記念に >

 

そんな私ですが、実はJFTD学園に入学する前は大学でファッションを学び、子供服のアパレル会社に勤めておりました。お洒落をすることが好きだったり、ファッションの世界に興味があったこともありますが、なんとなく素直に‘実家を継ぐ’勇気がなく、親の敷いたレールに乗ることに反発したい気持ちもあったように思います。
花屋さんになるまでに、あえて遠回りをしてきましたが、大学へ進学し、社会に出たことで視野が広がりました。結果的にこの経験が今の私の『引き出し』になり、大変役立っています。

学園卒業後は、ご縁あって花キューピットの商品開発チームにも携わらせていただいています。そこでは、同期以外のお花屋さんの先輩方からは教わることが多く、普段の日常には無い、貴重な時間を過ごさせていただいています。ここで出会った全国のお花屋さんとの繋がりが、とても良い刺激になり、「こうしたら、もっと素敵なお店になるんじゃないかな。」「お客様へ喜んでいただくために、あんなことをしてみよう。」と、いつも以上にモチベーションがあがっている自分にふと気がつくこともあるのです。

< ワークショップも大好評!! >

 

私の花屋歴もようやく12年になり、自分の顔をお客様が覚えていて下さったり、名前で呼んでいただけたり…と、少しずつですが認めてもらえているかな?と実感する事が増えてきました。
さらに、私が作ったお花でお客様が喜んで下さり、お花を介してその時間を楽しんで下さることが、花の仕事をするうえでの大きな喜びとなっています。
こうして振り返ってみると、JFTD学園へ通っていた1年という時間はあっというでしたが、花屋としての「基礎」になっていますし、私の大切な『引き出し』の一つです。
まだまだ修行の身ですから、これからも日々コツコツと自分のペースで頑張りたいと思います。

 

株式会社 神宮ガーデン

150-0001
東京都渋谷区神宮前4-32-1
TEL :  03-3408-7323

 

 

稲生さん、どうもありがとうございました。
JFTD学園日本フラワーカレッジで学んだこと、また、学園に入学をする以前に学んだファッションや社会経験が、お客様とのコミュニケーションやお仕事の中でいきていることが伝わってきました。努力してきたことが無駄になるなんてことは、ないんですね!

さて、次のバトンを受け取ったのは、12期卒業の苫米地 博さん。
苫米地さんは現在、様々なコンクールで優秀な成績をおさめられ、海外でもデモンストレーションを行われるなど多方面で活躍されていますが、JFTD学園へ通っていた頃はどんな学生だったのでしょうか。

次回もお楽しみに!!


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