卒業生紹介 vol.23

年齢・職歴を問わず、全国各地、海外から花のスペシャリストを目指す人が入学するJFTD学園日本フラワーカレッジ。
花業界で活躍をしている卒業生が学園で過ごした1年間を振り返って、今どう感じているのでしょうか。
「卒業生紹介」では、その月ごとに指名された卒業生から縁のある方にバトンを渡し、次々とつなげていきます。

第23回は、第21期卒業生の前田 和哉さんです。
前田さんは、社会人を経験したのちにJFTD学園日本フラワーカレッジへ入学されました。それまでは、異業種でのお仕事をされていたそうですが、どういったきっかけがありご実家の生花店を継がれることになったのでしょうか。
また、未経験からJFTD学園へ入学されたそうですが、学園生活を経てどんなことが身についたのでしょうか。

それでは前田さん、よろしくお願いします!!

 皆さま、はじめまして。 兵庫県たつの市で花屋を経営している前田 和哉と申します。
まず、私がJFTD学園日本フラワーカレッジに入学した経緯についてお話させていただきたいと思います。

 私は以前、実家の花屋を継ぐ気は全くなく、大学へ進学し、当時興味のあった仕事である金融の業界に入りました。そして仕事をきっかけに、とある会社の代表と知り合いました。その方とお話ししていると次第に、自分でも会社を経営したいと思うようになり、家業である花屋を継ぐことを決断しました。
 早い人なら高校卒業後から花業界に従事しており、私は25歳だったので早急に遅れを取り戻す必要があると感じました。そこで、両親に相談したところJFTD学園日本フラワーカレッジを紹介され、入学することになりました。

  学園生活を振り返って、よかったと思うところは本当にたくさんあります。
技術の面では、多くの花材を使用することができ、どのように魅せるかということをしっかり学ぶことができました。もちろん、1年間という短い時間に学園で学んだ技術だけでは、花屋の現場の全てをカバーすることはできませんが、基本をしっかり教えて頂いたことで、よりお客様の要望に対応しやすくなったと感じています。
 在学中、座学で学ぶ知識の面では難しいことも多くありました。理解が浅いまま卒業してしまいましたので、現場でお客様の質問に答えることができず、再度自分で勉強し直し、改めて本当に大事なことばかりを教わっていたのだなと実感しました。

<こうした大きな花祭壇の受注も承っています>

 そして、私が学園に入学してよかったと一番に思うことは、全国で活躍する同期の仲間と知り合えたことです。 当たり前ですが、花屋は卒業してからが本番。  
現場に出て、お客様や取引先の要望に悩むこともありました。そんな時、同期の友人と相談しあうなど、意見交換することで問題を解決できることが多々ありました。
 また、学園のつながりで他期の卒業生と知り合うことができ、相談に乗って頂いたこともありました。そんなことから、横のコミュニケーションだけで無く、縦のコミュニケーションも形成しやすいと感じました。

 花屋に限らず、会社を運営していくことは本当に大変です。 その中で、同じ目線でアドバイスをくれる方が身近にたくさん居てくれることは素晴らしいことだと思います。

そういった環境を提供してくれた学園に通うことができて、本当によかったです。

フラワーショップまえだ
〒679-4167   兵庫県たつの市龍野町富永863−1

TEL :  0791-63-4187

〒679-4167 兵庫県たつの市龍野町富永863−1 TEL :  0791-63-4187

前田さん、どうもありがとうございました。
異業種からの入学ということですが、会社経営に興味が沸いて花業界へというきっかけに 興味が湧きました。
卒業後もお客様のために勉強されているところや、学園のネットワークを使って経営に役立てるところなど、活躍されている裏側で努力を重ねていらっしゃることが伝わってきました。
これからも、さらなるご活躍を願っています!

さて、次のバトンを受け取ったのは、第21期卒業の角谷真里奈さん。
現在、どんなご活躍をしていらっしゃるのか楽しみです。 次回もお楽しみに!!

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