卒業生紹介vol.4

年齢・職歴を問わず、全国各地、海外から花のスペシャリストを目指す人が入学するJFTD学園日本フラワーカレッジ。

花業界で活躍をしている卒業生が今、学園で過ごした1年間を振り返ってどう感じているのかを迫ってみようという企画、「卒業生紹介」!! その月ごとに指名された卒業生から、縁のある方にバトンを渡し、次々とつなげていきます。

第4回は、第15期卒業生の金澤 忍さんです。
金澤さんは現在、ご実家の株式会社 エス・ケイ花企画にご勤務されています。
一般社団法人JFTD主催のフラワーデザイン競技会ジャパンカップに、毎年出場され優秀な成績をおさめていらっしゃり、その他、数々のフラワーデザインコンテストにも出場し、活躍中です。
金澤さんは、どんな想いで花と向き合っているのでしょうか。

それでは金澤さん、よろしくお願いします!!

 

「花屋って、かっこいい!奥が深そうだし、やりがいも感じられそう。」

 実家が花屋であったからこそ、あえて花屋としての道を見ないように過ごしていたかもしれません。
ただ、2000年、18才の夏にジャパンカップで活躍をする両親の姿を見て、こう感じました。「花屋って、かっこいい!奥が深そうだし、やりがいも感じられそう。」
そこから、僕の花屋人生がスタートしました。
そして、今振り返って想うこと・・・
「一輪の花から生まれる感動は、無限。一から無限。すごいセカイ。」

   

<フラワードリーム セミファイナルにて>

 

〜ある仕事が終わった日〜

よしっ、これで良いだろう。綺麗に仕上がったし、みなさんも満足している様子!そんなふうに、半ば強引にマインドを高めて自分自身に大丈夫だと言い聞かせた。
それでも不安がよぎる。
担当責任者さん、夜に確認するって言ってたな・・・何かあれば、連絡するって・・・電話がきませんように。
プルルルル・・・(よくある着信音、見慣れない番号)
まじか、、、なんかあったかな、イメージと違ったかな・・・。
「もしもし、はい、はい、、、ありがとうございます!」
らしさがでていて良かったし、とても感動したって、そのお礼の電話か・・・嬉しいけど、紛らわしいよ、、この時間の電話って、なにかあったのかと思うじゃん。ふぅぅ・・・深呼吸。
良かった、いい仕事ができた!また一つ、実績になったな。不安と満足の狭間で、でも、自分が納得したものなら、相手にも伝わるんだなと改めて感じた瞬間。
だから花屋って楽しい。

        

<JFTD学園 日本フラワーカレッジ “カレッジ祭”にてデモンストレーション>

 

〜お便り〜

「もしもーし、久しぶり~!元気だよ。どうした~?花キューピットの発注かな??おっ結婚?!おめでとう!もちろん参加させてもらうよ。その時間なら、後泊になるね~。夜通し楽しもう!ちなみに誰が来るの~?おうおう懐かしいね!みんなと会うの久しぶりだっ。フラワードリームで会った以来かもな~、今年は結果出せなかったからな。もちろん、挑戦し続けるよ~。それにしても、めでたいね!飾花とかブーケも作るんでしょ??いいじゃん、それも楽しみに参加させていただきます!あいよ~また招待状お待ちしてます。」
結婚の報告と披露宴の招待を、JFTD学園の同期からいただきました。月並みだけど、全国に友達ができて、お祝いするためにいろいろなところにも行けるし、その度に、仲間と会うことができるのが楽しみだな~。
何気ない日常で普通の1日もあるけれど、花屋人生、日々変わる花々と楽しんでいます。そんな中で、仕事が終わったあとに感じる充実感。それが、やりがいとなっています。そして、JFTD学園日本フラワーカレッジで出逢った友は、よきライバルであり大切な仲間です。さらに、そこから広がってゆく諸先輩方や後輩との繋がりは、かけがえのないものです。
私にとって、ドイツに留学するきっかけをくれたことも、今ある日常も、仕事も、仲間も、これらの全ての原点が、JFTD学園だと感じています。

  

<結婚式の余興 夫婦にて>

 

株式会社 エス・ケイ花企画

〒389-0112 長野県北佐久郡軽井沢町中軽井沢7−4
TEL : 0267−45−4619

 

金澤さん、どうもありがとうございました。

日常から感じるフローリストとしての喜びや充実感、JFTD学園日本フラワーカレッジを通して出会った仲間との絆が伝わってきましたね。
さて、次のバトンを受け取ったのは、第12期卒業の小西 拓さんです。
現在、どんなご活躍をしていらっしゃるのか楽しみですね。
次回もお楽しみに!!

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