Flower Arts Relay Vol.26

花の専門誌「フローリスト」で連載中の【 Flower Arts Relay 】。
第26回目は第14期卒業生の水谷  寛之さん。
今回のテーマは「異なる質感」。作品タイトルは「Spring  fields」です。

花と絹が流れるように釘を額に打ち込んでからグラスチューブを差し込み、そこへ春のイメージを持つ草の小花を生けられました。全体的に花の量でインパクトを出すのではなく、余白の美を意識し、包み込まれるような作品に仕上げています。
小花が醸し出す柔らかな表情と、絹のラインがとても繊細で素敵ですね。
春の到来が待ち遠しくなりました!

毎回、新たなテーマがうまれる【 Flower Arts Relay 】ぜひご覧ください春の到来が待ち遠しくなりました!

テーマ:異なる質感
タイトル:Spring  fields

■水谷 寛之 (第14期卒業)
90周年を迎えた老舗花屋「おはなちゃん」4代目当主 (三重県桑名市)
日本フラワーデザイン大賞2014で農林水産大臣賞受賞、そのほか受賞多数。

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水谷さんが指名したのは、第20期卒業生の折谷 兼潤さん。
次回のテーマは「観葉植物を使って」。
折谷さんは、人気の観葉植物を自ら海外へ買い付けに行くマニアなフローリストなので、切り花だけでなく、観葉植物を使った作品が見てみたいということから、こちらのテーマに決まりました。
どんな作品になるのでしょうか。

次回もお楽しみに!

※ Flower Arts Relay とは・・・花の専門誌「フローリスト」の誌面を担当した卒業生が、次の号の制作者とテーマを指名します。
日本フラワーカレッジの卒業生は28期生までで約1,500名。その中から担当者と縁のある卒業生が指名されます。 しかし、与えられるテーマについては敢えて苦手なものや、新しく挑戦してもらいたいもの、もっと突き詰めて見てみたいものなど様々です。 また、テーマを読み解くことも大事なこととなります。

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