Flower Arts Relay Vol.8

花の専門誌雑誌「フローリスト」で連載中の【 Flower Arts Relay 】。
誌面を担当した卒業生が、次の号の制作者とテーマを指名します。

日本フラワーカレッジの卒業生は27期生までで約1,500名、その中から担当者と縁のある卒業生が指名されます。
しかし、与えられるテーマについては敢えて苦手なものや、新しく挑戦してもらいたいもの、もっと突き詰めて見てみたいものなど様々です。
また、テーマを読み解くことも大事なこととなります。

第8回目は第7期卒業生の堀 文則さん。
今回のテーマは「重ねる」。どんなものが重なったデザインになるのだろうと楽しみにしておりましたが、まさか「歳を重ねる」とは、意表を突かれて驚かされました。
まるで一休さんのような、とんちとユーモアのきいたタイトルですが、堀さんの「歳を重ねると手を加えない自然の姿が美しく見えることもあります。」という言葉に深くうなずけます。

エノコログサは私たちの身近にある植物の一種ですが、丸く束ねられたブケーと対比して、そのすっとした立ち姿に美しさを感じますね!

毎回、新たなテーマがうまれる【 Flower Arts Relay 】ぜひご覧ください!

テーマ:重ねる

タイトル:歳を重ねる

■堀 文則  (第7期卒業)

「フラワーショップ花徳」勤務
2014年 一般社団法人JFTD主催 ジャパンカップ優勝(内閣総理大臣賞受賞)
2018年 一般社団法人JFTD主催 グランドチャンピオン選手権2位
ほか、受賞多数

★フローリストオンラインでは、別アングルからの写真を掲載中です。

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堀  文則さんが指名した卒業生は、第1期卒業の荒木 聡さん。
堀さんにとってコンテストなど常に同じ目標、志を持って花に向かい合う、JFTD学園1期生の素敵な先輩である荒木さん。
次回のテーマは、「複数の器」です。
複数の器をどのように使って、表現されるのでしょうか。

次回もお楽しみに!

 

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