ボランティア活動

11月19日(木)、東京都大田区にある介護老人保健施設「コージーハウスはすぬま」でフラワーデザイン教室を行いました。

 授業の一環として行っている活動で、今期で7年目となります。毎回いろいろなテーマで行っており、前回の7月は暑い夏に少しでも爽やかさを感じていただきたく、ドウダンツツジ、リンドウ、姫ひまわりなど秋を感じる花材を使ったアレンジメントを制作していただきました。

今年2回目となる今回は、クリスマス前ということもあり、クリスマスツリーをイメージし、切り花が終わっても長く楽しめるようなアレンジメントを制作しました。

 担当講師の指導のもと、学生はアシスタントとして各テーブルにつき、参加者と一緒になって和やかな雰囲気のなか楽しく実習を行いました。

 終了後のアンケートからは「普段、おじいさん、おばあさんたちと触れ合う機会がないので、今回のボランティアでは貴重な体験をすることができました。おばあちゃんたちの優しい笑顔に癒されました。」、「今まで子供向けの花育活動をしたことはありましたが、今回は年配の方向けということもあり少し不安でした。しかし、おばあさんが笑顔で花を触っている姿を見たとき、とてもうれしい気持ちになりました。やはり花には人の気持ちを笑顔にする力があるんだなと思い、とてもいい経験になりました。」、「たくさんの人に触れ合い、元気をもらいました。参加者の方々はとてもお元気で暖かい人たちばかりでした。地元に住んでいるおばあちゃんを思いだしてとてもポカポカしました。ぜひまた行きたいです。」、「参加者の方とお話をしながら楽しくアレンジメントを制作することができて良かったです。楽しかったという言葉がとてもうれしかったです。」、「7月の活動の際、一緒になって制作したおばあさんが自分のことを覚えていてくれて、とても嬉しかった。」、といった声がありました。

 1回目のボランティアの際は、どう対応していいか迷ってしまう学生もいましたが、2回となる今回は率先して話しかけたり、制作の手伝いをするなど成長している姿が見えました。
 この経験を生かし、素敵なフローリストになって欲しいと思います。

 

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